大阪府柏原市福祉事務所に生活保護申請したAさんを応援します

 夜まわり三鷹は、Aさんへの不当起訴に抗議します。私たちは、Aさんを応援するメッセージを送り、Aさん裁判に9170円をカンパしました。

Aさんへのメッセージ

 Aさんは、無罪です。というよりも、無実です。職務強要罪で起訴されるとは、信じがたい事態です。私たちは、大阪府柏原市による生活保護申請不受理という職務怠慢こそ問題だと考えます。その問題を明らかにしたAさんに感謝こそすれ、起訴するとは信じられません。
 私たちも、同様の実態を、野宿者から度々きいています。例えば、「生活保護を受給してアパートで暮らしたい」と一人で生活保護をM福祉事務所に申請したある野宿者は、「『野宿者のアパート暮らしは認めていない』と断れた」と証言していました。その方は、結局、生活保護を申請しないで帰ってきたそうです。支援者と一緒に生活保護を申請した方は、それまでに何人もアパートに入居しているにもかかわらず、です。この野宿者の話が本当かどうか、もしもビデオがあったなら一目瞭然だったはずです。
 市役所内で、自分自身の申請行為を撮影してはいけないのでしょうか? 生活保護申請をしている自分やそれに対応している公務員を、ビデオで撮っていけないのでしょうか? 例えば、出生届のシーンを記念に撮影すると、職務強要罪で起訴されるのでしょうか? 出生届の受理行為も生活保護の受理行為も、大きな違いがあるとは思えません。
Aさんは、絶対に無実であり、生存権を脅かす起訴・拘留は許されません。一日も早くAさんを釈放し、起訴を取り下げるべきだと思います。
大阪府柏崎市は、生活保護の不受理をやめ、困窮者に生活保護を支給しなさい。
 Aさん、寒い時期ですが、めげないでください。東京の地より、応援しています。