みんなでつくろう派遣村 三多摩大相談会in府中…への思い

                                   夜まわり三鷹

 私たちは、「帰る家があってもなくても地域で生きる仲間」と「共に生きる」を柱に活動しています。
 活動の中で、元気だと思っていたのに、冬、一人きりで路上で亡くなった野宿の仲間が何人かいました。斎場で、悲しい思いでいっぱいになりました。なんで苦しいといってくれなかったのだろう。気兼ねなく言い合えるようになりたいと強く思います。
 共に生きるとは、どちらか一方が「してあげる」/どちらか一方が「してもらう」という関係ではなく、一緒にやるということです。助けてほしければ助けてあげる、助けてあげたければ助けてもらう。どちらか一方の関係は、居心地が悪いと思います。
 私たちは、活動を通じて、野宿者は何もできない人ではないことを知っています。厳しい貧困の中で力を一時的に失っている人もいますが、力はあるのです。また、厳しい野宿生活をたくましく生きてきる人もたくさんいます。支援者も、一時的に力を失っている人もあれば、元気いっぱいの人もいます。野宿の仲間との交流で、自分の居場所を見いだしている人もいます。
 私たちは、活動を通じて互いに支え合っていけるような関係を作っていきたい、生きていてよかったとそれぞれが思えるようでありたいと思います。

 そんな思いを込めて、私たちも、共に派遣村を作っていきたいと思います。派遣村に来た人と、一緒に炊き出しをして交流することを楽しみにしています。
 苦しいなら、どうしたらいいか、一緒に考えよう。一緒に、派遣村で笑おう。


三多摩大相談会in府中公園↓
http://blogs.yahoo.co.jp/peace19th