TBSラジオ「土曜朝イチエンタ」で放送されたよ


 

  TBSラジオ「土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!」記者の崎山さんが、夏休みに夜まわり三鷹に参加してくれた子どもたちとの交流を、取材に来てくれました。

 みたかボランティアセンターで紹介された子どもたちが、毎年、来てくれます。今年は、小学校1年生から高校生やおとなの方まで20人ほどが参加してくれました。
 私たちの活動は、自分にできることを、参加したみんなでやります。野宿や生活保護の仲間も、そうでない仲間も、ボランティアの子どもたちも、みんなで野菜を収穫して料理しました。
 また、野宿で暮らしていた仲間の話も聞いてもらいました。小学校2年生の時から親に育児放棄されて学校に行かずに新聞配達で自活しなければならなかったこと、義務教育がおわる年になっても働くところも仕事も見つからずに野宿せざるを得なかったこと、襲撃や排除されて困ったことなどを話しました。子どもたちは、「学校に行ける自分は幸せだとわかった」「ホームレスの人と話すのは初めてだったけど、話をきけてよかった」などと語ってくれました。大人のように偏見がない子どもたちは、私たちの話をストレートにきいてくれます。野宿の仲間と一緒に活動することを通して、声をかけるのも怖い「ホームレス」ではなくひとりひとり個性をもった人間なんだと、考えてみれば当たり前の体験をしてもらえた、と思います。

 崎山さんの記事を、ちょっとご紹介します。


T=== ここから引用 ====
           BSラジオ「土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!」(AM954)
           放送日時 毎週土曜日 6時00分〜8時30分

人権TODAY「高校生が夏休みにホームレス支援のボランティア」
                                  放送日:2014年09月20日
                                  担  当:崎山敏也
 生活に困っている人の支援をするNPO法人などが先月の14日に野宿している人への襲撃の実態を調査して発表しました。
 東京都内の駅や公園、河川敷などで野宿する、ホームレス状態の人の4割が石を投げられたり、殴られたり、花火を打ち込まれる、といった襲撃を受けた経験があることがわかったんです。加害者で多いのは「子ども・若者」。「野宿している」というだけで、襲われるわけですから、NPO法人などでは背景に差別や偏見が見て取れるとしています。相次ぐ襲撃で、都内では95年以降、少なくとも10人の方が亡くなっています。
 この発表の2日後、高校生のボランティアが、三鷹市武蔵野市調布市周辺で活動するホームレス支援団体「夜まわり三鷹」の活動に参加すると聞いて、崎山記者が取材しました。


続きは、TBSラジオのウェブサイトへ。
    → http://www.tbs.co.jp/radio/horio/human/20140920.html

【写真】夜まわり三鷹の仲間と崎山記者。崎山記者が、TBSラジオ特製の「萩上チキさんのポジ出汁をカンパしてくれました。