武蔵野市の「禁止する看板」だらけの公園。人を信用してないんだろう


 武蔵野市の公園でみつけた、たくさんの看板。公園の広さは2282平方メートルしかありません。なのに、なんだってこんなに看板があるの?

 肯定的な内容の看板はほとんどありません。「あれはやめろ、これはやめろ」。子どもを信用してないからがんじがらめに管理する、中学・高校のくだらない校則を思いだします。

 公園は、本来、老若女男、どんな身体の人も思想の人も、門地を問わず、誰でも自由に楽しく使える場所であるべきです。なのに、公園では悪いことが行われることばかりが強調された使いにくい公園。利用する人みんなが嫌な気分になっちゃう。

 野宿するな、と野宿者を排除する看板もたくさん。こんな中に「子どもの安全を守る特別警戒実施中  不審者に出会ったら いかない、乗らない、大声を出す、すぐ逃げる 知らせる」の看板があると、不審者とは野宿者を連想させてしまうのでは? ひどすぎる!

 夜まわり三鷹に参加してくれた夏休みのボランティアの子どもたちに、この公園で野宿者を排除する看板を探すゲームをしてもらいました。子どもたちは、ちゃんと、おかしな看板に気づいてくれました。